商標権が取得されている名称は使用できませんので引用元の「**DE401630**」ような形で表記することに致しました。ご迷惑をお掛けします。 - 2025.3.17
2025.02.07 銀座4丁目交差点付近。用事で東銀座で降りたのですが早く着いたので少し撮影します。
周辺は大きなビルが多くなっていますが、まだ昔からの店舗も少し残っています。
このような広告においてもKino **DE401630**を使うという手はあるのかなと思います。
通常、屋外の壁はエージングを感じさせるのですが、銀座の壁は綺麗。ボケでマスキングする必要はなさそうです。
似たようなボケはあるのかもしれませんが、Kino **DE401630**独特の表現が確かにあります。
光量の少ないところでボケが落ち着くのはどのボケ玉でも同じと思いますが、Kino **DE401630**の場合、その落差を顕著に感じます。
距離計連動範囲をもう少し超えて寄れますが、これは最短です。
Kino **DE401630**にしかない独特の透明感があります。絞りを挟んで向かい合う凸というところで出る個性なのかもしれません。
地面はある程度は汚れているので、それなりの汚さはあるのですが、そこを絵画調に変えています。
戦前の古い玉全般に言えますが、ガス灯のような光の表現があります。
焦点が奥に伸びるキノ独特の収差のため、こういう構図は通路の中まで比較的はっきりする傾向です。映画で動く人物に対しピントが合わせやすいように、このように作っているものと思います。
遠景は余程の事情がない限り絞るべきです。これはf5.6です。
銀座から移動し、谷中の古い街を撮影してみます。
この例は暖簾ですが、Kino **DE401630**は日本の生地に対する親和性が高いと感じられます。それはf2の設計でも同じです。
古くからある商店街アーケードで、一応営業はしているようです。老朽化していますので汚く写らないようにボケを使うのですが、若干絞った方が良かったように見えます。
明るいところはボケが強く出やすいのでこれも少し絞った方が良かったかもしれません。そもそも明るいところで絞る技術的な意味が映画においてはなかったと思われ、このような画を撮るために設計されていない筈です。
これだけ寄っても絞るかどうかはケースバイケースです。この場合は結構かと思いますが、目的によっても変わってくる筈です。
Kino **DE401630**の色彩は濃厚な独特のパステル調になりますが、そのために活かされる色彩が構図の中になければ、その魅力は引き出されません。
Kino **DE401630**はマシュマロ調に写る傾向がありますが、すでに現物がマシュマロ感を呈しているものはより印象が強くなります。
これだけ距離を空けたのならその分は絞るべきで、このように開放で撮っていてはいけないと思います。もちろん、夜は構いませんが。今の塀は鉄筋を入れれば薄くなりますが、昔はなかったと思うので、これだけ分厚い壁になるのだと思います。味わいがあります。
ピントが奥に伸びる傾向なので、このようなものは撮影しやすくなります。
古いものではなく現代にクラシックな工法を参考に復刻したものと思います。住宅街の奥ですからほとんど住民しか通行しない場所なので贅沢なものです。
携帯などで撮るとなかなか構図として成立しにくい対象ですが、このように周辺がボケるのであれば主題が明確になるので、それなりにまとまります。
これらも携帯で撮ると全てが明確になり、かえってよくわからない感じになりそうです。携帯なら撮影しない構図です。
色収差の量はアンジェニューなどと同等ぐらいなので多くありません。真実に近いがそうでもないような曖昧なところです。Kino **DE401630** f2よりは多いので、微妙に独特性はあります。
人工光の扱いは優れています。やはり映画用です。
肉眼では置物の猫なのは明らかなのですが、ボケ味のせいか、本物にも見えなくはありません。
寿司を寿しと表記しています。伝統を感じさせます。「し」というひらがなは行書や草書ではデザインとして重要なので、直筆だった時代の名残でしょう。
中央が明るいので、背景の壁が黒く潰れています。じっとりとした黒になるのはKino **DE401630**独特です。
富士山が見えると思われるロマンチックなホテルだったと想像されます。ロマンチックであったであろうバルコニーにはホテルでありながらなぜか物干し竿があります。生活感が必ずしも否定されていなかったのでしょう。危なくて近づけません。f2.8です。
色彩と奥の温かみのある電灯の対比が見られます。
こちらも似ていますが、濃厚な色彩感です。
本物の猫は見ていませんが、作りものの猫なら結構あるという街です。
これ以上、明るさの差があれば潰れていたと思います。それ以外の点ではボケ味が構図と合っていると思います。
通行止と買いてあるのに、それでも行ってみたくなるような通りです。
絞り開放です。光が強いので明瞭になっています。
人工光の扱いを見ると都会の玉でしょう。田舎では使いにくい、自然よりも人工物との相性が良いと思います。
f5.6です。それでもまだKino **DE401630**としての個性は残しています。
