新種ガラスを使った明るいテッサー
テッサーは、おそらくローデンシュトック Rodenstockが1960年に新種ガラスを使った頃に明るくなってf2.8に達するようになりました。テッサーをなるべく明るくするメリットは軽さと小ささだと思います。このレンズも前玉の直径が2cmぐらいしかありません(独特許 DE1089991)。
濃厚で艶やかな写りで素晴らしいのですが、かつてレチナに付けられていたものが安価で出回っていますので、改造して付けるのが一般的なのでしょう。入手性が悪いのであれば製造の価値がありますが、現状これは不要かもしれません。ただ、残されているものも古いので一応ここにラインナップします。
さらにf2.4に改良されたものもあります。(独特許 DE1186235)
戻る