伊達市在住の写真家・青柳陽一先生に希少な花を撮影したものを送っていただきました。撮影された順に並べています。マクロ撮影なので延長チューブを別途取り付けての撮影です。花影 S1は寄っても収差配置はほぼ影響がありません。肖像写真にも応用できそうです。
日本野生蘭、紅「富貴蘭」自家栽培種です。
背景黒は普通に撮ったもの、別カット2枚は背景色と開放値のボケ味を引き出した作品とのことです。
ストロボを3灯使用したもので、青柳陽一先生の最新作です。
先生よりコメントもいただいています。
「このLens装着し、覗いている内に堪らなくなり、周りに集まっていた花を、花の図鑑で無く、アートとして撮った。花影と名付けたレンズ、正に「輝と影」を60mm f2.2が、私の意図を汲むが如く、表現してくれた。このLens、開放値のボケ味、気に入った。」
こちらは野生種とのことです。
SONYα7にて。3枚目はf8、特殊微調整用機材でフォーカス合わせたとのことです。
翌日に改めて見るとまだ咲いていたので、今度はLEICA M(T240)にて撮影で、マクロですので距離を微調整しながらで大変だったとのことです。全て開放、逆光の方が効果が出やすいとのことです。
青柳先生は(社)青柳陽一写真学校にて、これらの作品を撮影する技術を教えておられます。次の作品は先生のお弟子さんの撮影です。
先生のご説明「石橋広育君、「蝋梅」撮影作品。私のKino Thambar 60mm F2.2を貸し出し、SONYα7IIに装着し、撮った合格作品。」
花のマクロ撮影で、青柳先生が気に入られたレンズ群を使用して比較したものです。花影S1はf8、その他は開放です。f8なのでガラスの特徴だけを活かしたものになります。
LEICA M(T240)にて、背景用、逆光線用、手前横斜め45度からAoyagi Lightingで、3灯のストロボ光線で撮影されています。「障子のような光」と形容されたライティングです。先生のご説明によりますと「拡散反射板は、小は30㎝位から、立ち位置の180㎝位迄、大中小使い分け、そこにストロボを反射拡散、モノに依ってはトレッシングペーパーで、更に拡散する。背景のグラディエーションが、私作品の売りのヒトツ。色付け、色出し、自由自在、多分世界で私のヒトリ舞台。」
「今朝、椎茸ジッチから届いた、花々本格的に撮る事にしているが、昨日テストに撮った「紅白梅」「トサミヅキ」添付する。「トサミヅキ」非常に珍しい山野草との事。新しく作ったアオヤギlighting BOXで撮った。Kino Thambar 60mm 開放値。ストロボ用baby三脚、1960年代独で購入、LEICA用50年以上使用中。ストロボ3灯、背景色は黄色だの、橙々色だの、黒色自由に出来る。これ等と、背景色がアオヤギlightingの特色となり、添付の様な柔らかい光線で、撮る事が出来るのが特徴。」