無一居

空想のレンズを作ってしまう「むいちきょ」
紀元2012年1月創業

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シュナイダー Schneider シネ・クセノン Cine-Xenon 50mm f2 レンズを覘くモデル(中国の雑誌「智族」の広告)


 次は古柳R3(ホロゴン)に挑戦していましたが、まだ諦めてはいないもののやはり難しいということで、
次回製造は院落P3(キノ・プラズマット)になると思います。

アンジェニュー・トリプレット
「花影」S2 50mm f3.5

2015.11.16

 フランス製のこのレンズはアルパのリストにも所収される程優秀ですが、ガラスの傷んだものが多いので復刻を考えています。

「花影」S2 について

 特許データ通りで問題なく製造できると思います。


ベレク設計による幻のトリプレット
「花影」S3 90mm f4.0

2015.02.01

 ベレクの著書の中にデータがあるトリプレットです。ベレク時代のライツは結局3枚玉を出さなかったので、トリプレット独特の魅力を考えるとこの事実は残念ですが、ベレクによって設計が完了したデータがあるのは興味深いことです。

「花影」S3 について

 これは生産されなかった設計なので、是非製造したいと思っています。


幻想的な肖像鏡
へクトール「花影」S4 73mm f2.0

2015.02.01

 トリプレットをすべて貼り合せにした独特の設計です。ベレクがここまで手を掛けてでも得たかった肖像用の収差をここに見ることができます。

「花影」S4 について

 ベレクによる3群6枚のへクトールは50mm,73mmが発売されましたが、それ以降に改良した設計で特許を再申請しています。この第3のへクトールは製造するつもりだったのなら焦点距離をどうしていたのかわかりませんが、だいたい73~90mmの間で考えたいと思います。今は一応73mmとしておきます。


肖像レンズの理想形
ペッツバール「鼓灯」C1 80mm f3.6

2015.01.23

 光学設計自体はすでに確定されていますし珍しくもないですが、鏡胴の方はというと初期の頃から幾つかの形がありましたのでその中から面白いものを採用したいと思います。

「鼓灯」C1 について

 鏡胴が独特なので製造できるか検討が必要です。内部構造しか取り入れませんので旧時代の外観ではありません。それと採用する設計はエミール・ブッシュのものが良いような気がします。しかしC2もブッシュなのでよく考えないといけません。ペッツバール型のデータはもっとあると思うので、さらに拡大して検討することになると思います。


映画肖像用の収差を応用した
ニコラ・ペルシャイド「鼓灯」C2 80mm f4.0

2015.02.01

 ペルシャイドの場合は色収差の足し方が決まっています。それを各焦点距離に適用するのでそれぞれ微妙な描写は違ったりします。結構ルーズなのでレンズ構成も途中で変えたりしているぐらいです。それをより短い焦点距離で実現しようということですが、すでにf4であればデータがありますのでこれでそのまま作ろうと思います。

「鼓灯」C2 について

 光学設計はf4ですが、f2.8まで用意します。スペックは一応f4.0としておきますが、デンジャラスゾーンとしてf2.8まで用意したいと思います。f4だけにクリックを入れることで演出を考えています。


ピンカム・スミス ダブレット
「鼓灯」C3

2015.11.15

 欧州のソフトフォーカスレンズを米国人が好むように設計しなおしたレンズです。やはり哲学があった上で作られたものは説得力があると感じられます。

「鼓灯」C3 について
 このレンズがご所望ということであれば、花影S1を使って下さい。タンバールよりもピンカム・スミスに近い描写になってしまっているからです。それでこれは予約も録らないことにします。


峻厳なパステル調で表現する
アストラー「清麗」T2 50mm f2.5

2015.11.20

 アストロ・ベルリンの民生用のこの種のレンズはパステル調で写ります。ガラスも新種を使わずに1枚増やしてf2.5を達成しておき、一方でテッサーの優秀性を持て余すかのように収差を残留させるビジョンはいかにもアストロ的です。

「清麗」T2 について

 量産型のレンズですから、製造面で問題はないでしょう。


ベルリン派によるトリプレットの最高峰
ハイパー「清麗」T4 50mm f3.0

2015.11.22

 トリプレットがベルリン人によって最高に高められたなら、こうなるのではないかという1つの回答です。製造されなかった設計ですので、ぜひ作ってみたいものです。

「清麗」T4 について

 二箇所の貼り合わせの内、1つは平面なので製造面で特に問題はないでしょう。


ドイツ帝国主義の権化
パン・タッカー「湖楼」X2 50mm f1.8

2015.02.18

 ドイツの風格を代表するアストロ・ベルリンのレンズ群には素晴らしいものが多いですが、これはマストアイテムでしょう。

「湖楼」X2 について

 アストロ・ベルリンのシネ用レンズはイメージサークルが小さくて使いにくい問題があるのでフルサイズで使えるものを復刻したいと思います。特許データが十分なので問題はなかろうと思います。


ダゴールの最終進化形 幻の
ドグマー「湖楼」X4 50mm f2.0

2015.11.22

 ベルリン派によるダゴール直系のオリジナル・スピーディックはこれですが、実際の量産はされていないようです。ゲルツ社の経営面での判断だろうと思いますが、興味深いレンズですので復刻したいと思います。

「湖楼」X4 について

 これは作りやすいと思います。


フランス映画鏡の原典
ステラー「湖楼」X5 50mm f3.5

2015.11.20

 これはおそらくフランスで最初に作られた映画用レンズです。どこまでもアイディンティティを失わないフランスらしいレンズだと思います。

「湖楼」X5 について

 製造は問題ありません。需要が問題です。



驚異的な明るさだった戦前の
エルノスター「醉墨」E1 100mm f1.4

2015.11.18

 ベルテレによるエルノスター、或いはゾナーの設計は数多くありますが、産業用を却下すると減りますので、ベストなものがすぐに決まりました。3群4枚という配置で戦前ドイツの濃厚な味わいが楽しめそうです。

「酔墨」E1 について

 3枚貼り合わせの設計であれば70mmが可能なので、E1に取り組むことが決まった段階で確認し、可能であればそちらを作りたいと思います。その場合、f1.8になります。


ゲルマンの巨砲
タホン「醉墨」E2 50mm f1.25

2015.11.20

 ドイツ最強の肖像用はおそらくこれでしょう。

「酔墨」E2 について

 おそらくズマリットぐらいの大きさになります。


ドイツ光学の指標
プリモプラン「醉墨」E4 50mm f1.9

2015.11.22

 後にフーゴ・メイヤーによって製造されたゲルツのレンズです。ベルリン光学界の成熟期に提示された収差配置は1つの規準とも言えるものです。

「酔墨」E4 について

 製造はおそらく問題ないでしょう。


ベレク設計によるエルノスター
「醉墨」E5 100mm f1.3

2015.11.18

 プロジェクター用なので却下しようと思いましたが、確認しますとベレクによる写真用の収差配置と同じでしたので、これもまた良いのではないかということで一応制作の候補として挙げておいたものです。

「酔墨」E5 について

 100mmの大口径、長さは200mmありませんが、口径はガラスの設計値で150mmありますので、巨大な塊がカメラの前に据え付けられることになります。こんな化物で何を撮りましょうか?


ゴージャスなパノラマの世界
グランダゴン「朦月」D5 28mm f5.6

2014.10.10

 28mmでf5.6? これは大判用の高級レンズでした。昼間に屋外で開放で撮れるというところに大きなアドバンテージがあります。ローデンシュトックの独特の美意識が大きく捉えられる "グランデ"(偉大) の名を冠した名玉です。

「朦月」D5 について

 光学設計は既成のデータを持ってくるだけなので、すでに完成していますが、それが現代に製造可能かどうかのチェックまで終わっています。3枚貼り合わせがありますが、これはいけるとの回答をいただいています。


キノ・プラズマット Nr.1
「院落」P1 50mm f2.5

2015.11.18

 キノ・プラズマットには3種の設計がありますが、これはその1番目です。量産は3番目でしたが、ライカ用にはこちらの方が良かったのではないかと思える程の完成度の高さです。美しくも毅然とした描写が味わえる筈です。

「院落」P1 について

 これは問題なく製造できそうです。


キノ・プラズマット Nr.2
「院落」P2 50mm f1.7

2015.11.18

 ソフト・プラズマットです。これも美しい描写が期待できそうです。まさに溶けいるような、吸い込まれるような描写だろうと思います。

「院落」P2 について

 これも問題なく製造できそうです。


天下の宝玉 キノ・プラズマット Nr.3
「院落」P3 50mm f1.9

2013.08.10

 一世紀近く前に作られたレンズですが、これほど品の漂うレンズはなかなかありません。独特の光学設計が特別なものを引き出すのでしょうか。キノ・プラズマットをそのままコピーいたします。

「院落」P3 について

 光学設計は既成のデータを持ってくるだけなので、すでに完成していますが、それが現代に製造可能かどうかのチェックまで終わっています。


大建築群を格調高く捉えるような
広角デルフト「院落」P6 35mm f1.7

2015.11.18

 これも設計だけされて世に出なかった幻のレンズです。デルフトの技術力の結晶とも言える本作がこれまで製造されなかったのは残念です。

「院落」P6 について

 バックフォーカスが少々短いので鏡胴設計に慎重さが求められそうですが、おそらく問題ないでしょう。


戦中ライツの巨砲
ズマール「香箋」G1 90mm f1.6

2015.01.23

 軍用に供給された中望遠の大口径が数百套と少数製造されています。戦後に85mm f1.5とされて名称もズマレックスと改名されて量産化されましたが、現代に残っているデータがズマールのものだけなのでこちらで作りたいと思います。

「香箋」G1 について

 戦前のベレクによる大口径レンズとしてはヘクトール73mmとズマール 90mmになりますが、ヘクトールの方がかなり味があるだけに未知のズマールにも興味がそそられます。


フランスの大口径 アンジェニュー M1
「香箋」G2 50mm f1.0

2015.01.23

 大口径レンズというのは非球面がなかった時代には完璧なものを作り難かっただけにどうしても個性が載りやすいんですね。フランスには美しい描写のレンズは多いですが、M1はデータがあることもありますし、是非挑戦したいものです。

「香箋」G2 について

 このレンズはかなりレアなので何としても製造したいと思っています。放射能レンズは使えないので特許データ通りのf1.0で作りたいと思います。


英国調の滲みが美しい
スーパーシックス「香箋」G3 50mm f1.9

2013.10.20

 スーパーシックスとは「究極の六枚」という意味なのかもしれません。英国が誇る最高のガウス型レンズでしたが、たいへん入手難なのでこれを復刻します。

「香箋」G3 について

 データは35mmであれば限界ギリギリです。現代に製造可能かどうかのチェックが必要です。できなければ50mmに退却ということも有り得ます。


英国の肖像鏡
セプタック「香箋」G4 50mm f1.5

2015.11.23

 英国は産業革命発祥地だからか、結構お堅いレンズが多いですが、スーパー・シックスと同じカメラにつけられていたダルメイヤーのこの姉妹品も違います。ご兄弟は球面収差がマイナスでしたが、これは逆にプラスなので、単にf値が明るい上位版ではありません。プラスということは肖像用収差です。

「香箋」G4 について

 3枚貼りがありますが、これはいけると思います。


品格あるプレゼンスを宿した
フロール「香箋」G5 50mm f1.5

2015.11.22

 ソン・ベルチオの大口径でしかも50mm、そしてイメージサークルに問題がないものは少ない、光学設計自体に問題がなくてもベルチオの場合は光学系をとにかく奥に奥に入れる傾向がありますので、なかなか買ってきて使うのは難しいものがあります。だけど光学データはぜんぜん問題ありません。レアということもありますので、ぜひ復刻したいものの1つです。

「香箋」G5 について

 製造面では特に問題はないと思います。


彫刻のような造形を優しげな滲みで覆う
デルフト・ガウス「香箋」G6 50mm f1.3

2015.11.18

 設計だけされて世に出なかった幻のレンズです。開放だと微妙にソフトなので、"柔らかいデルフト"というものがどういうものか気になります。高い技術力を誇るメーカーですからボケ玉など作りませんが、オランダ人の考える意図された柔らかさというものを堪能できるであろう本作は楽しみです。

「香箋」G6 について

 バックフォーカスが少々短いので鏡胴設計に慎重さが求められそうですが、おそらく問題ないでしょう。


オランダの巨砲
肖像用デルフト「香箋」G7 75mm f1.1

2015.11.20

 肖像用というものを追求した中望遠の大口径というのはセールス面で難しいのか、あまりないように思います。大昔に写真館で使われていたりとか映画用のもので肖像を重視したものは戦後には廃れてきたように思います。そこで汎用のガウス大口径で間に合わせていくような流れになってしまったのだと思いますが、この設計はその過渡期のものだと思います。

「香箋」G7 について

 前玉が80mm以上の巨砲ゆえ、コストがかかりそうです。


ドイツ大判レンズの世界をコンパクトにした
ヘリゴン「香箋」G8 50mm f2.0

2015.01.23

 現状でのドイツレンズの最終形というと、もちろん現代ライカとかツァイスだと思いますが、60,70年代頃にはまだ現代のような集約がなされておらずシュナイダー、シュタインハイル、ローデンシュトックにツァイスとそれぞれ個性がありました。この頃の大判レンズのノウハウを一般向けにも活用しようという流れの中でヘリゴンは傑作だと思います。

「香箋」G8 について

 これはコストの面で製造する価値があるのかわかりません。本物よりも高くなってしまいそうです。ただ本物でライカマウントは入手が難しいだろうと思います。


ライカ円熟期のレンズ
ズミルックス「香箋」G9 50mm f1.4

2015.11.25

 第一世代のズミルックス 50mmはベレク時代の同型の改良なので、どうして特許が残っているのかわかりませんが、データがありますので製造を検討してみようというわけです。

「香箋」G9 について

 鏡胴がフランジから膨らみますので、胴の製造は難しいだろうと思います。


ライカ新時代を特徴づけるレンズ
ズミルックス「香箋」G10 35mm f1.4

2015.11.25

 第一世代のズミルックス 35mmはライカ最後の本格的なボケ玉かもしれません。黄昏のオールド・ライカを楽しむ雰囲気があります。

「香箋」G10 について

 製造については確認が必要です。取り掛かれそうになった時に詳細を詰めたいと思います。


淡い色彩が情緒を醸し出す
レトロフォーカス「古柳」R2 28mm f3.5

2015.11.25

 逆望遠型というのは内部に空間が多いからか、儚い薄味の描写になるように思います。だからか、後代にはこの空間にガラスのブロックを入れている例もあります。そうすると一転して濃厚になるでしょうね。ここではアンジェニューの古い特許を使います。

「古柳」R2 について

 これは本来は一眼用ですので製造の問題はないと思います。


ライツによる幻の スーパー・アンギュロン
「古柳」R5 25mm f2.8

2014.10.10

 ライツが大口径の広角をシュナイダーと開発していた頃の初期のものですが販売まで至らなかったものです。幻の設計データが存在します。

「古柳」R5 について

 光学設計は既成のデータを持ってくるだけなので、すでに完成していますが、それが現代に製造可能かどうかのチェックまで終わっています。


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